世界の終わり、あるいは始まり (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
東京近郊で連続する誘拐殺人事件。事件が起きた町内に住む富樫修は、ある疑惑に取り憑かれる。小学校6年生の息子・雄介が事件に関わりを持っているのではないかと。そのとき、父のとった行動は…。衝撃の問題作。
内容(「BOOK」データベースより)
東京近郊で連続する誘拐殺人事件。誘拐された子供はみな、身代金の受け渡しの前に銃で殺害されており、その残虐な手口で世間を騒がせていた。そんな中、富樫修は小学六年生の息子・雄介の部屋から被害者の父親の名刺を発見してしまう。息子が誘拐事件に関わりを持っているのではないか?恐るべき疑惑はやがて確信へと変わり…。既存のミステリの枠を超越した、崩壊と再生を描く衝撃の問題作。
カクレカラクリAn Automaton in Long Sleep (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
廃墟マニアの郡司朋成と栗城洋輔は、同じ大学に通う真知花梨に招かれて鈴鳴村にやって来た。その地にある廃墟施設を探検するためだ。だが彼らを待ち受けていたのは奇妙な伝説だった。鈴鳴村にはかつて天才絡繰り師が住んでいたが、120年後に作動するという絡繰りを遺してこの世を去った。今年はまさに絡繰りが作動するその年にあたるというのだ!2人は花梨と妹の玲奈の協力を得て、隠された絡繰りを探し始めるのだが…。
内容(「MARC」データベースより)
廃墟マニアの郡司朋成と栗城洋輔は、同じ大学に通う真知花梨に招かれて鈴鳴村にやって来た。天才絡繰り師によって、120年後に作動するように仕掛けられた謎の絡繰りとは? コカ・コーラ120周年記念作品。
少し変わった子あります (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
謎めいた料理店で出会う“少し変わった子”たちが、あなたを幻想的な世界へと誘う―。
内容(「MARC」データベースより)
失踪した後輩が通っていたのは、いっぷう変わった料理店。予約のたびに場所が変わり、毎回違う若い女性が食事に相伴してくれるという…。謎めいた料理店で出会う「少し変わった子」たちが、あなたを幻想的な世界へと誘う物語。
QED ventus 御霊将門 (新書)
出版社 / 著者からの内容紹介
QEDシリーズ最新作!将門に纏わる謎とは
内容(「BOOK」データベースより)
暖かい春の日差しのなか出掛けた桑原崇と奈々、沙織の棚旗姉妹のお花見は、いつしか日本三大怨霊として畏怖され続ける平将門の名所行脚へと一転。『神田明神』『将門首塚』からはじまり、茨城県そして成田山までを巡りながら、崇によって少しずつ解き明かされていく歴史の謎。『繋馬』の家紋が示唆する驚愕の真実とは。
都市伝説セピア (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
人間界に紛れ込んだフクロウの化身に出会ったら、同じ鳴き真似を返さないといけない―“都市伝説”に憑かれた男の狂気を描いたオール讀物推理小説新人賞受賞作「フクロウ男」をはじめ、親友を事故で失った少年が時間を巻き戻そうとする「昨日公園」など、人間の心の怖さ、哀しさを描いた著者のデビュー作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
朱川 湊人
1963(昭和38)年、大阪府生まれ。慶応義塾大学文学部卒。出版社勤務を経て、2002年に「フクロウ男」で第41回オール讀物推理小説新人賞を受賞。翌2003年、「白い部屋で月の歌を」で第10回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。初の著作となった『都市伝説セピア』が第130回直木賞候補となり、2005年、『花まんま』で第133回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
天使と悪魔 (中) (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
科学と宗教の対立を描く、衝撃のタイム・リミットサスペンス!
17世紀にガリレオが創設した科学者達の結社<イルミナティ>、その紋章が男の死体の胸に焼印として押されていた。男は世界初の大量反物質の生成に成功した科学者だった−。
内容(「BOOK」データベースより)
折しもヴァチカンは新ローマ教皇選挙会の当日。だが、次期教皇候補四人が揃って失踪していた。そこへイルミナティを名乗る人物から電話がかかる。かつて科学者を迫害した教会への復讐のため、教皇候補を一時間に一人ずつ殺していくというのだ。殺人はどこで行われるのか。反物質の隠し場所は。その鍵が十七世紀に書かれた詩に隠されていることに気付いたラングドンは、知力と体力を尽くして、殺人ゲームに挑むが―。
文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「おお!そこに人殺しが居る!」探偵・榎木津礼一郎は、その場に歩み入るなりそう叫んだ―。嫁いだ花嫁の命を次々と奪っていく、白樺湖畔に聳える洋館「鳥の城」。その主「伯爵」こと、由良昂允とはいかなる人物か?一方、京極堂も、呪われた由良家のことを、元刑事・伊庭から耳にする。シリーズ第八弾。
贄門島〈下〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
浅見光彦が美瀬島で出会った天羽紗枝子は、謎のメッセージを残して消えた恩師・石橋洋子の行方を探していた。手がかりを求め洋子のルーツを辿るうち、水死体のひとつが発見された小田原と美瀬島がつながり、さらに不審船と北朝鮮との関係も浮上する。島の秘密に肉迫する浅見は、生きて島を出られるか。著者自作解説つき。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
内田 康夫
1934年、東京生まれ。コピーライター、テレビCM制作会社経営を経て1980年、「死者の木霊」でデビュー。以後、文筆活動に入る。軽井沢在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
拒絶空港 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
昨年の『査察機長』(新潮社)からほぼ1年ぶりの書き下ろし長編となります。
今回は「通常の着陸ができない」「放射性物質が持ち込まれたかもしれない」という二つの条件で、コクピット、客室、そして会議室(組織)がどう動いていくのかが描かれています。組織小説的な利害の衝突や、巨大航空会社の内幕的な実情などなどが、元全日空国際線機長の目で語られます。
エンターテインメントとしてのおもしろさと同時に、航空企業情報小説としてもこれまでにない興味を与えてくれると思います。
横山秀夫さんの警察小説の航空会社版といってもいいかもしれません。
内容(「BOOK」データベースより)
離陸時に主脚タイヤがバーストしたパリ発成田のボーイング機は、胴体着陸の可能性とともに日本へ向かっていた。そうしたなか、パリから東京へ衝撃的な情報が入った。「ド・ゴール空港が閉鎖された、機内に放射性物質が運び込まれたらしい」もしも着陸に失敗して機が火を噴けば、あたりに「死の灰」をまき散らすことになる。一刻も早く降りたい「コクピット」と降ろせない「地上」、いかにしてこの危機を逃れることができるのか―。
そして誰もいなくなった (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
さまざまな職業、年齢、経歴の十人がU・N・オーエンと名乗る富豪からインディアン島に招待された。しかし、肝心の招待主は姿を見せず、客たちが立派な食卓についたとき、どこからともなく客たちの過去の犯罪を告発してゆく声が響いてきた。そして童謡のとおりに、一人また一人と…ミステリの女王の最高傑作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クリスティー,アガサ
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている
清水 俊二
1906年生、東京大学経済学部卒、1988年没、映画評論家、アメリカ文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)